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RADIOHEAD

ザ・ベスト・オブ(2CDエディション)

ザ・ベスト・オブ(2CDエディション)

 ここでCDを紹介するつもりは全くなかったのだけれども、そしてこれからも書くつもりはないけれど、けれども、けれども、レディオヘッドだけはちょっと触れておこうかな、という気持ちになった。それにしてもベストだなんて、レディオヘッドの曲は1曲1曲それぞれ異なった世界を持っているけれどアルバムとしてその曲たちが集まった途端、そのカタマリで1つになって、もう切り離せない世界、「この曲だけ聴きたい!」とかそんなミーハ−っぽい気分では聴きたくない、そんなこと考えられない、言わせない、という認識だった。それがベストだなんて。だけど、曲目を見て想像した、この繋がり、この流れ、このイメージ・・・。ああ!悪くない!そう思って急遽購入したのが昨晩。そしてCD1を聴き、今朝CD2を聴きながらこうしてパソコンに向かっている。洗濯機が回る音が微かに混ざってくる晴れた日。全く色が異なる、次元が異なる作品から、こうしてそれぞれの音を取り出して、今繋ぎ合わせてみたら、なんだ、同じことだったんだ、ここは繋がっていたのだ、という安心感にも似たような、真理に辿り着いたかのような妙な爽快感、理解、納得、何を言っても言い当てられない、言葉を越えたような、もう何も言わなくてもいいような、そんな感覚。もう、本当はここに書くことの意味なんてないのだ。レディオヘッド前、レディオヘッド後、そこにはくっきりとした線が見える。もう消えることはない線。
 わたしたちは、何かが変わってしまった!何かに気づいてしまった!