世界の終わり、あるいは始まり

世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)

世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)

 東京近郊で連続する児童誘拐殺人事件。誘拐された子どもは皆、身代金の引渡し前に銃で殺されていた。そんな中、主人公富樫修は、小6の息子雄介の部屋で被害者の父親の名刺を発見してしまう。我が子が誘拐殺人を?!という疑惑にかられる・・・。雄介がいない間に、こっそりと部屋に入って物証を探していく修。妻にも言えず、想像はどんどん膨らんでいく。
 ミステリーであり、現代の家族の物語でもある。何を書いてもネタバレになってしまうので感想は書けない。あ、この本を買ったTSUTAYAのPOPみたいなことを言ってしまった。実は、これを読もうと思ったキッカケがまさしく、そのPOPだったのだ。「このPOP誰書いたの?」ってレジで尋ねて、担当者が出て来たら褒めたいぐらいだったもの。いや、実際出来ないけどね!
 書店員さんは、本を沢山読んで、それを自分の言葉で表現して欲しい。アタシは、そういった個人的意見に弱いんです。「日本中が泣いた!」とか、「各誌大絶賛!」とかよりもずっと。