ラッシュライフ

ラッシュライフ (新潮文庫)

ラッシュライフ (新潮文庫)

 な、なんで今までこれ読まなかったの??わたし。と、自分を責めてしまいそうなくらい面白くて一気読み。夫(当時は彼氏)が、買った本で、何となくずっと目についていたのだけれど、順序は逆だが『重力ピエロ』が私的に、あんまりアレだったので、何となく読むチャンスを逃していたのだった。もちろん、『重力ピエロ』だって面白かったんだけど、世の中が大絶賛するほどの勢いで私も大絶賛とならなかったということ。何となく流れる暗いムード。現実感が薄くて登場人物に感情移入できなかった気がする。みんながみんな少しずつ、変というか。
あ、その頃書いた読書日記が残っていたので、引用。
重力ピエロ (新潮文庫)

重力ピエロ (新潮文庫)

伊坂幸太郎の本を初めて読んだ。最初、どうもこの登場人物たちに違和感を感じて、馴染めなかったんだがだんだん引き込まれ、通勤の間だけなのにあっという間に読了。
この設定は特殊だけど、家族について考えさせられる一冊でした。普段ミステリーは読まない私だが、スパイス程度に時々ならいいかな。間をあけてラッシュライフも読んでみようっと。(2006.10.24)

 と言ってから、2年ですよ。2年!
 いずれにしても、伊坂幸太郎の本は一気読みらしい。私。
 『ラッシュライフ』は、『重力ピエロ』とは違った。出てくる1人1人に、人間味を感じて、それこそ泥棒にすら親近感を覚えてしまうんだもの。それぞれの人生をそれぞれが生きている、互いに影響をしあって、すれ違ってく。誰かの人生が交差していくのを眺めるって、まさに神の視点。
 遅ればせながら、伊坂本、他にも読み漁りそうな予感。