年賀状

 年賀状のあて名書きが終わり、1人1人にメッセージを書いた。これで自分のぶんは終わった。こんな12月中に年賀状の準備が終わるなんて初めてかもしれない。いっつもぎりぎりに慌てて書いたり、年が明けてから出したりしていた。それどころか年賀状すら買わない年もあった。
 酷く自信を喪失している時期は年賀状を書きたくなくなる。みんなが私の名前を見て「ふ〜ん」と笑っているんじゃないかという勝手な思いこみ。わたし、という「存在」の影を消してしまいたかった。存在していることすら恥ずかしいような。それもすべて自意識過剰なんだろうけど。誰もアンタのことなどそれほど意識してませんよ、って話だよ。全く。
 まあ、そんな時期を過ごして、今は自信満々で年賀状を送る。わたしは、ここに居るわよ!!と旗でも振り兼ねないアピール。一体、私の何がそんなに変わったのか、変わってないのか。状況や年齢や体型や住む場所や出来事じゃなく、やっぱ意識。わたしの意識なんだよなー。私は、わたしを、不幸だと思っていたんだな。

 ちなみに、今読み進めているのはこの本↓

シュレディンガーの哲学する猫 (中公文庫)

シュレディンガーの哲学する猫 (中公文庫)

 これは楽しい。実家帰ったら猫がウィトゲンシュタインに変身しないかどうか、じっくり観察しようと思う。