グレーゾーン

 今日、ジムで筋トレしている最中にいきなりハッと気づいてしまった。私、今までずーっと、白黒はっきりしないことが嫌いだとか、0か100かどっちかにしてくれとか、いつも自分や他人にも要求してきたけれど、本当はグレーゾーンから抜け出せない人間なんだって、もっと言えば、あえてそこに留まってるんじゃないか!なんて、急にわかってしまった。モラトリアムだとか、何かに向けて勉強中だとか、だけど決して完成しないで次の目標に向かってしまうのがそれだ。結局、結果が怖いんだろう。才能がない、資質が備わってない、センスがない、頭が悪い、そんなのに気づいてしまうのが。無心に身体を動かすことで精神もあらわになる感じ。不思議だなぁって思って、だけど、なんだ、別に不思議でもないのか、とまた思う。精神が宿るのは肉体にしかないのだからね。繋がっていなければおかしい。別個であるはずはない。リラクゼーションルームで高山なおみさんの『日々ごはん』(とうとう手をつけた)を読んで、気づいたらそれを腹に乗っけたまま眠っていた。自分にはこれ、とわかっている人は素晴らしい。私は何が得意で何が苦手なのか本当はわかってないんだ。出会うもの見るもの、素敵だな、こういうのがいいな、と思うけど、決定的な決め手もないまま年をとってしまったのだ。好きなこと、いろいろやってきたはずなのに、どれをとっても満足していない。