変わる家族 変わる食卓

変わる家族 変わる食卓 - 真実に破壊されるマーケティング常識 (中公文庫)

変わる家族 変わる食卓 - 真実に破壊されるマーケティング常識 (中公文庫)

首都圏に在住する一九六〇年以降に生まれた“子どもを持つ”主婦を対象として、五年間にわたって実施された食卓の実態調査“食ドライブ”によって明らかにされた驚くべき現代日本の食卓の実態。食卓写真付きアンケートの徹底分析によって、日本の家庭で起きている人間関係、価値観、教育観等の変化にも迫る。

 うっわー恐ろしい本を読んでしまったーといった感じ。ここで調査対象となっているのは、1960年以降に生まれた子どもを持つ主婦。うちは子どもがいないけれど、私らの年代である。「食費を削ってディズニーランドに行く」「食費をぎりぎりに削ってブランドバッグを買う」「おいしいお店に行くよりは、子どもが騒いでも文句を言われないファミレスに長居したほうがいい」という食に重きを置かない人が増えているという。
 「朝は眠くて起きれないから、子どもが勝手に菓子パンを食べる」とか、「夜はそれぞれ好きなものを買って食べる」とか「夕飯、マック」とかフツーに存在しているのです。読んでて何だか嫌な気持ちがした。現実つきつけられたような。途中でこれって極端な家族の例だけじゃないの??とか思ったりもしたのだけど、そうでもないらしい。手抜き料理には理由があるのです。「パートが忙しかった、16時以降に帰ると作る気分になれない」「子どもを公園に連れて行ったら帰ってくるのが遅くなったので煮物はできない」「ママ友の家に子どもと一緒に遊びに行ってたので作る時間がなかった」
 え??私が子どもなら泣きそうです。家出たくなる。がしかし、この家庭しか知らない子どもはそのまま大人になり、同じような食生活を継承していくのだろう。
 もっとショッキングだったのは、この本を読んで「うわーひでぇー!」と思っていた私の夕食が「コンビニのおにぎり」と「菓子パン」だったこと。しかもバス停で急いで食べたよ!だって、夜、大学行かなきゃなんなくて忙しかったんだもん!(←こういう理由で世の主婦たちは添加物いっぱいの日々を送っているのです)