たべるしゃべる

たべる しゃべる

たべる しゃべる

いろんな人の家とか店に行って、高山さんがその人に合ったごはんを作る。そして食べる。しゃべる。その人の生き方のある部分が見える。文章がとても素敵。対談みたいな客観的なのではなくて、高山さんが見聞きして、肌で感じたことが書かれてる。高山さんのフィルターを通した、その人それぞれの人生だ。

アムプリンカトキチ&アムちゃんとのたべるしゃべるより。

「アムちゃんは、本当にひとりになりたくて、そういう時は、カトもコロちゃんも受けつけなくて、部屋にとじこもって、ごはんも食べれなくて、布団をかぶって何日も仮死状態みたいになる。でもね、自分ではそれがふつうのことで、ただたんにこういう人だと思っているだけなの。日本ではそれが病気ですって言われても、病気とかない国に行ったら、ただのそういう人でしょう?」
 カトキチは、そんなアムに言ったそうだ。「じゃあアムちゃんは、そういう性格の生き物として、浮き沈みの波を、自由に思いっ切り味わって、やりたいように生きればいいじゃん!」

 うーん!自由だ!!分類なんていらない、って思う。本当。
 スイセイ(高山さんの夫)は・・・料理家の夫であることについてこう言う。↓

「味噌汁の味も、毎日違うんじゃけ。なんかの、宮大工のお父さんに本棚を作ってもらったら、ゴテゴテと飾りがついた立派なのができちゃって、ちょっと困ったような感じかの。みい(高山さんのこと)は、普遍的に料理がうまいわけじゃなくて、レストランの人が、お客さんに出す料理が上手みたいに、雑誌とか本に載せる料理が得意ってことじゃと思う。だって、みいなんかよりもっと料理が上手な人は、ごろごろおるじゃろう?」

 こりゃまた自由な発言だねー。
 ハナレグミのタカシ君も、いしいしんじさん(と奥さんの園子さん)も川内倫子さんも、タミゼの昌太郎さんも、みんなみんな、何かものすごいフリーダムなかんじが良かったー。常識とか正しさとか普通とか正常とか誰が決めたんだっていう、ものっすごい個性の人たちだ(笑)そして高山さん自身もかなりのかなりだけどね。あーやっぱ高山さん好きだ。私。

十八番(おはこ)リレー

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