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透明な沈黙

透明な沈黙

透明な沈黙

 立川に買い物に行った。オリオン書房(ノルテ)でこの本を見つけ、一瞬で購入を決定。不気味で美しい標本。透明標本というらしいです。生き物の体を酵素につけて透明にして、硬骨を赤く、軟骨を青く染色したもの。そこにウィトゲンシュタインの言葉。この共演は何を意味するんだろう・・・?
 ただ、本を開いた瞬間、というか触った瞬間に、もう手放せなくなったのだった。

たとえ人が夢の中で地獄を体験し、その後目覚めるのだとしても、地獄はやはり存在しているのだろう。

思考にも、耕す時と収穫する時がある。

世界がいかにあるかではなく、世界があるということが神秘なのだ。

我々は自分の皮膚の中に捕らわれている。

私の言葉の限界は、私の世界の限界を指し示す。

絶望に終わりはない。
自殺もそれを終わらせることはない。
人が奮起して絶望を終わらせない限りは。