宙ぶらりん

調子が悪い。

10月に入ってから(要するに無職になってから)ずっと安定していたひきこもり生活であったが、少しずつ暗澹たる気持ちが立ち込めてきている。なぜだろう。毎日好きな映画やドラマを観て、好きな本を読んで、まあ、家事もやりつつ自由に時間を過ごしている。煩わしい人間関係もない。こんな楽な暮らし、そうそうない。幸せすぎるはずである。

それなのに、なぜだ。2か月と経たないうちにまたスーッと下り坂がやってきたのである。

わたしなりに考えてみたのだが、人間というのは帰属意識があり、どこかの一員であるということを求める生き物だということ。意識していないとしても。

それから、何か明確な目的に向かって生きていることで安心するということだ。自己実現の欲求もチラホラと出て来る。とてもやっかいだ。

ただ楽して生きるだけでは満足できないということだ。

正直、働くことはハードルが高い。(運よく職が見つかったとしてもすぐ辞めかねない)それでは何をやればいいのか。たいていの勉強や資格試験だっていつか結びつくはずの職業のためのものがほとんどだし、この先一体どこへ向かえばいいのか、途方に暮れている。こんなことは初めてだ。いつも何かに夢中になって、それに向かってまい進していた自分にとって、宙ぶらりんという感覚がこれほど居心地の悪いものだとは・・・。