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夫へ

ここまで来るまでに、沢山の壁がありましたね。よく決意して、私の元へ来てくれました。

とても大きな葛藤があったと思います。

いろんなことを乗り越えて、やっと平穏な日々を掴んだのに、こんなことになってしまってごめんなさい。

今、一生懸命仕事を頑張っているね。それなのに、妻として、何の支えにもなれず、ごめんなさい。何もしてあげられることながなくて(出来なくて)本当に申し訳なく思っています。

向き合って話をすることが無くなったこと。それはとても寂しいけれど、それまでずっと語り合ってきたことは忘れません。

札幌の寒い夜に、震えながらストーブの前で、悩み苦しんだ日。

一緒に野球を観て、わいわい騒いでいた日々。

本屋巡り。カフェも沢山行ったね。

楽しかったな。

わたしの思いをいつも尊重してくれて、やりたいことをやらせてくれて、応援してくれて、こんなに味方をしてくれる人はいません。

わがまま放題だったけど、受け止めてくれてありがとう!

10年間一緒に過ごしたんだよ。

すごことだと思わない?

すっかり家族になった。子どもはいなかったけれど、家族であることには変わりない。

 

何も咎めず、文句も言わず、ただただ見守ってくれる。

わたしにとっては本当にかけがえのない存在です。あなたでなければ、ここまでは続かなかった。そう思っています。

老後、一緒に過ごせたらと、想像したこともあったけれど、どうやらそれは叶わないようです。

1人にするのは、本当に心苦しい。

ご飯作れるのかな?掃除できるのかな?

わたしだってうまくは出来ないけれど、

とても心配です。

はやく、健康的で家庭的なしっかりした奥さんを見つけてください。

ずっと1人でいてはダメだよ。

それでなくてもあなたは、誰かに注意されなければ、どんどん自分の好きなことばかりに夢中になってしまうから。

病気しないように気をつけてね。

 

結婚生活を味わうことが出来て幸せでした。

本当に、ありがとう!

絶対、元気で過ごせると信じています。

だって、そういう人だから!

 

どうか、寂しがらないで。

いろんなことを思い出して笑って。

わたしは、これで、解放されたのだと思ってね。

すべての苦しみから。

責め立てる世の中から、自由になったのだと。

 

元気でいて下さい。

あなたならきっと大丈夫。