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脳みそを見た

ひきこもって寝たきりに近い生活になって1ヶ月が経とうとしています。

ある朝、目がさめると、右目から後頭部に矢が刺さったような激痛で、こんな頭痛は生まれて初めてで、どうしていいのか分からず、ひとまず市販の鎮痛剤を飲み、眠ったのだけど、全く治らない。やっとの思いで薬剤師の友達に連絡をして、市販で1番強い鎮痛剤は何かを聞いた。でも、病院に行くことを強く勧められる。

手足の痺れもない。意識もある。でも、右の頭(目、耳、歯まで、本当に半分)が痛くてたまらない。行けない、と伝えると「救急車を呼べ」と言われる。

さすがにそれは気がひけるので、苦しみつつも服を着替えてタクシーで脳神経外科に行った。微熱。

MRIを撮ることになった。

体を固定され、動かないよう支持され、狭い空間に入っていく。カンカンカンカン、ゴンゴンゴンゴン、いろんな音が鳴った。次は何の音だろうと予想すると外れた。

しばらく待つ間も、口に出して「痛い、痛い、痛い」と小声で言わなければならないほど痛くて、診察室に入るまでが長く感じた。

 

画像。

とても美しい脳みそ。

何の梗塞の痕もない。矢の刺さった形跡もない。

綺麗な眼球と頭蓋骨にしっかりと収まった脳みそ。これが私のものだなんて。

 

原因はわかりません。

過労、ストレス、睡眠不足。

当たり前の事を言われただけだった。

夜勤23時間勤務、ほぼ眠れない日々、1人勤務の緊張感。

そんなのがずっと続いていたことが原因なのだろうか。

上司に相談するとシフトを変えてくれ、休みをもらうことができた。

人に迷惑をかけてしまった。

大学にも行けず、そのことでも落ち込んだ。

睡眠薬では眠ることができず、抗ヒスタミン薬を使い、ぼーっとするようにした。

動かないことが逆に良くないと分かっていても、気持ちがついてこない。

でも、明日は大学に行かなくちゃ。

せっかく編入学できたのだから、専門科目だけやればいいのだから、

好きで選んだのだから。

夢中になればいい。それに夢中になっていればテンションは上がっていられる。

躁鬱をくり返す脳みそ。

白黒の画面に映らない伝達物質の中で何が行われているのだろう。

コントロールできないつらさはあるけれど、上がった時の高揚感はお酒を飲んでも得られないものがある。

 

どうか集中できますように。

これ以上下がりませんように。